美容室に来てくれるお客様は基本的にとてもありがたい存在です。
ただ、美容師として長く働いていると「悪気はないんだろうけど、少し困ってしまう行動」というものがあるのも事実です。
これは決してお客様を批判する記事ではありません。
むしろ、美容室での時間をお互いに気持ちよく過ごすために知っておくと得をする内容です。
美容師目線で、実際に現場でよくある「少し困る行動」を紹介していきます。
1 「おまかせで」と言われる
一見ありがたい言葉ですが、美容師の中では少し困るオーダーです。
なぜなら「おまかせ」には大きく分けて3種類あるからです。
・本当に任せたい
・イメージはあるけど言葉にできない
・とりあえず丸投げ
特に困るのは、完成後に
「思ってたのと違う」
となるパターンです。
美容師はプロですが、お客様の理想を完全に読み取ることはできません。
例えば
・長さはどれくらい切りたいか
・スタイリングはするのか
・仕事での制限はあるのか
このあたりを少し伝えてもらえるだけで、仕上がりの満足度はかなり変わります。
2 前回の美容室の失敗を強く語る
よくあるのが
「前の美容師が下手で…」
という相談です。
もちろん本当に失敗だった可能性もあります。
ただ、言い方によっては美容師が少し構えてしまうこともあります。
なぜなら
「この人は今回も不満を持つかもしれない」
と思ってしまうからです。
もし伝えるなら
・ここが扱いづらかった
・ここが広がった
など、事実ベースで伝える方が美容師も助かります。
3 カット中に突然スマホを動かす
これは意外と多いです。
美容師はミリ単位でバランスを見ながらカットしています。
そのタイミングで急にスマホを触ると
頭の位置が動きます。
その結果
・ラインがズレる
・左右差が出る
・もう一度整える必要がある
ということもあります。
もちろんスマホを見るのは問題ありません。
ただ、カット中だけは少し頭を固定してもらえると助かります。
4 ワックスがベタベタについた状態で来店
これも美容師あるあるです。
特にメンズのお客様に多いのですが
・ハードワックス
・ジェル
・スプレー
が大量についた状態だと
髪の状態が正確に判断できません。
例えば
・クセの出方
・毛量
・毛流れ
これらが分かりづらくなります。
理想は
軽く流した状態か、何もつけていない状態です。
その方が似合わせの精度が上がります。
5 参考写真が「芸能人の奇跡の1枚」
参考写真を見せてくれるのはとても助かります。
ただ、時々あるのが
・プロの撮影
・セット済み
・照明バッチリ
の写真です。
例えば
「この髪型にしてください」
と言われても
実際には
・骨格
・髪質
・毛量
が違うと、同じにはなりません。
美容師は
「その人に似合う形」に調整する
仕事でもあります。
なので
「この雰囲気にしたい」
という伝え方の方が成功しやすいです。
6 実は美容師が一番嬉しいお客様
逆に美容師が嬉しいのはこんなお客様です。
・イメージを少し共有してくれる
・相談してくれる
・髪の悩みを教えてくれる
この3つがあるだけで
仕上がりの満足度はかなり上がります。
美容師は
「似合わせること」
が仕事です。
情報が多いほど、クオリティは上がります。
まとめ
美容室はお客様と美容師が一緒に作る場所です。
今回紹介した行動も、ほとんどは悪気があるものではありません。
ただ少し意識するだけで
・仕上がりの満足度
・美容室での時間
・美容師との信頼関係
すべてが良くなります。
美容室は緊張する場所ではなく、
自分をもっと良くするための場所です。
ぜひ気軽に相談してみてください。


コメント